紀州犬 Kishu

紀州犬 お座り日本犬

体高 体重

オス 52cm前後 メス 49cm前後
オス 20kg前後 メス 16.5kg前後
立ち耳、鼻筋の通った顔立ち
ハマグリの目と言われる特徴的な目
中型犬 体高より体長がやや長い 筋肉質でがっしりした体型
発達した四肢、巻き尾または差し尾

もともと「那智犬」「太地犬」「熊野犬」「奥吉野」と呼び名が地域ごとに異なったが
日本保存会に登録時にまとめて「紀州犬」と名前が付けられた

性格

イノシシの猟犬
忠誠心が高く勇敢、忍耐強く人懐っこい
気性は荒いが家庭犬の素質は高い
無駄吠えも少なめ

毛色

白が95%、残り5%が有色の胡麻、赤毛、虎毛、黒毛
ダブルコート(毛先と根本での毛質の違いがあるタイプで抜け毛が多い)

昔は有色の個体が多かったが紀州犬の名犬が白毛だったことから割合が高くなった
イノシシ猟の時に誤射を防ぐために白毛は都合も良かった
熊野古道のを含む紀伊山地の神聖な地域故に白を珍重したなど諸説もあります。

平均寿命 かかりやすい病気

13~15歳が平均的な寿命になり
かかやすい病気
・皮膚疾患
かゆみを伴う皮膚の疾患になることが多い犬種です。
後ろ足で体を頻繁にかく、何度も体をなめるなどの行動
皮膚病と疑われる症状が見られた場合は
できるだけ早く病院に連れて行ってあげてください。
こまめなブラッシングも予防に繋がります。
・甲状腺機能低下症
甲状腺の機能が低下する病気
元気がなくなり食事量を変えていないのに体重が増加する
左右対称の脱毛など気にかけてあげましょう
・緑内障・白内障
特に予防方法はなく早期発見、治療できるように
日頃から気にかけてあげましょう
目をしきりに気にするようであれば獣医師に相談を
・先天性心疾患
生まれつきの病気の為に予防方法はなく
こちらも早期発見できるように心がけましょう

紀州犬との日常(散歩時間、登録犬籍数など)

他の犬種よりも体力があり散歩は朝と晩に最低1時間以上は必要
暑さにも寒さにも強い犬種ですが、地球温暖化の影響もあり
夏場の暑さには対策をしてあげて下さい。
換毛期の抜け毛は多くブラッシングで生え変わりの促進を
猟犬としての歴史をもっていますので躾はしっかりと

順位頭数
20191293
20201291
20211079

紀州犬とは 価格帯など

中型犬、原産地は和歌山県、三重県、奈良県の山岳部
1934年に天然記念物指定されています。
一部自治体では人に危害を加える恐れのある犬種として
「特定犬」指定されている

伝説の紀州犬
昔、紀の国の猟師、弥九郎が骨がのどに刺さったオオカミを救い子をお礼に貰った
「マン」と名付け猟犬として育てた
立派に育ったマンが、狩猟の際に殿様を手負いのイノシシから救う手柄を立て
弥九郎は沢山の褒美をもらった、このマンが紀州犬の祖先と言われている

子犬の価格帯は13~18万
毛色での価格差もある
国際畜犬連盟(FCI)のグループ分けでは
原始的なイヌ・スピッツ(グループ5)に分類

紀州犬子犬

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