フレンチ・ブルドッグ French Bulldog

愛玩犬(グループ9)

体高 体重

オス  27~35cm メス 24~32cm
(上下1cm以内の逸脱は許容される)
オス  9~14kg  メス 8~13kg
(典型的な個体の場合は、500g重くても許容)
中型犬
大きな頭と立ち耳を持っていて
顔はしわが刻まれてマズルは短い
四肢と胴体は筋肉質でガッチリ、短毛で全身が覆われている
丸く短いこぶのように見える尾
体高は体重とのバランスで規定
手足、胴体共に短く構成されることが大事

フレンチ・ブルドッグバット・イヤー(蝙蝠耳)の代表的な犬種
耳は付け根の幅、両耳の間が広く蝙蝠のはねのような立ち耳をしている

フレンチブルドッグバッドイヤー

性格

愛情深く、家族と過ごすことを好む
穏やかで思慮深く
神経質な面は少ない為に無駄吠えがおこりにくい個体が多い
他犬にフレンドリーですが家族以外には懐くことは少なめ

フレンチブルドッグ子犬3

毛色

短毛のダブルコート
基本色は4色
プリンドル、クリーム、フォーン、パイドにわかれます。

タイガー・ブリンドル
最も一般的な毛色。黒地に褐色の差し毛が入る。胸部が白い場合もある。
ブラック・ブリンドル
ほとんど黒の単色。わずかに褐色の差し毛が入る。
クリーム
淡い色の単色。
フォーン
やや褐色で、顔が黒くなる。
パイド
白地に黒の斑点が入る。斑点は左右対称で大きい方が望ましい。
ハニー・パイド
白地に褐色の斑点が入る。

ホワイト一色の個体は人気が高いのですが軟調のリスクが高く繁殖には適さない

フレンチブルドッグの白

平均寿命 かかりやすい病気

10~14歳が平均的な寿命になります。
かかりやすい病気
・椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは若いうちに軟骨が変形しやすいとされている
「軟骨異栄養犬種」によく発症する病気と言われています。
フレンチブルドッグは軟骨異栄養犬種の一種で
肥満やは激しい運動に注意をしてあげましょう
水頭症
体の麻痺や性格の変化などの普段と異なる行動や、
頭部がドーム状に膨れており目が外に出てくるなどの
見た目の特徴から発見することが可能です。
精密検査を行なう必要があるため
早めに動物病院へ連れて行ってください。
・皮膚疾患
かゆみを伴う皮膚の疾患になることが多い犬種です。
後ろ足で体を頻繁にかく、何度も体をなめるなどの行動
皮膚病と疑われる症状が見られた場合は
できるだけ早く病院に連れて行ってあげてください。
こまめなブラッシングも大事
・鼻腔狭窄
鼻腔と呼ばれる区間がつまり呼吸が苦しくなる状態
マズルの短い犬種によくみられる
呼吸が苦しそう、鼻水が飛び散るなど
症状が軽い場合はそのままですが
症状が重く呼吸困難な場合手術が必要になることも
白内障
水晶体が白く濁り視力が低下する
加齢以外にも遺伝によるものもあり定期的な眼科検診がお勧め

フレンチ・ブルドッグとの日常(散歩時間、登録犬籍数など)

1日2回以上、1回30分以上の散歩が適切
抜け毛が多いためブラッシングは週に2~3回ほどで
春先や冬にかけての換毛期には毎日のブラッシングを
爪切り、お風呂などは月に1~2回
耳のお手入れは通気性の良い大きな立ち耳ですので
汚れが目立つようであればお手入れを
しわの間には汚れが貯まりやすく清潔に保ちましょう。
暑さ寒さにはあまり強くない

犬種別犬籍登録頭数の推移

順位頭数
201910,901
202011,879
202112,942
フレンチブルドッグ子犬2

フレンチ・ブルドッグとは 価格帯など

原産地はフランス
18世紀頃イギリスで飼われていた
イングリッシュ・ブルドッグがフランスに渡り、
パグやテリアと交配されて誕生したという説が
広くいわれているようです。
フランスではベースになったのはイギリスの犬ではなく
マスチフ系の犬という説が指示されています。
子犬の価格帯は32万円~
国際畜犬連盟(FCI)のグループ分けでは
愛玩犬(グループ9)に分類

フレンチブルドッグパピー

日本には大正時代に入ってきている
昭和初期に多く飼育され、その後に飼育数が衰えた時期もあったが
現在では不動の人気を確立している

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