パグ Pug

体高　体重
性格
毛色
平均寿命　かかりやすい病気
パグとの日常(散歩時間、登録犬籍数など)
パグとは　価格帯など

体高　体重

体高　オス、メス共に25～28cm
体重　オス、メス共に6.3～8.1kg
小型犬
スクエアな体格でがっちりしていて筋肉質
短毛で滑らかな毛並み、しわくちゃの顔が特徴
耳は前に垂れたボタン耳と、短く巻いているローズ耳があります。
目は大きく丸く、しっぽは巻き尾

名前の由来
ラテン語で「握り拳」を意味する「pugnaus(パグナス)」からきている、
または中国語で「いびきをかいて眠る王様」を意味する「覇歌(パークー)」から
古い英語で「優しく愛される」からきているという説もある

性格

明るく陽気で素直で落ち着いていますが
頑固でマイペース、嫉妬深く甘やかしすぎるとわがままになるという面もあります。
警戒心が少なく無駄吠えも少ない個体が多い

近年、日本のパグオーナーの間で、８月９日をパグの日として祝うブームが起きている
その日はパグにほっかむりを着けた写真をSNSへ投稿するのが慣例になっている。
2018年９月13日には日本記念日協会に８月９日をパグの日として記念日登録がされた

Kensuke Kobayashi – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=71599579による

毛色

短毛のダブルコート(根本と毛先の性質が違う)
・シルバー
・アプリコット
・フォーン
・ブラック
どの色も明瞭なのが特徴
マズル、顔、耳、トレース(後頭部から尻尾までのライン)は黒いほど良いとされている
日本ではフォーンとブラックが人気

平均寿命　かかりやすい病気

12～15歳が平均的な寿命になります。
かかりやすい病気
・壊死性髄膜脳炎
別名「パグ脳炎」と呼ばれる、原因は特定されていない
小型犬種に多く数日で死に至ることもある恐ろしい病気
突然の痙攣発作、視力低下、くるくると回るといった症状があらわれる
効果的な治療法がなく、ステロイドなど対処療法にとどまる
予防も困難なために早期発見、早期治療が重要
・鼻腔狭窄
鼻腔と呼ばれる区間がつまり呼吸が苦しくなる状態
マズルの短い犬種によくみられる
呼吸が苦しそう、鼻水が飛び散るなど
症状が軽い場合はそのままですが
症状が重く呼吸困難な場合手術が必要になることも
肥満にも注意が必要
・外耳炎
外耳炎の原因は様々で耳ダニなどの寄生虫によるもの、
細菌や真菌の感染によるもの、アレルギーによるものなどがあります。
炎症が起こると耳の中がかゆくなるので、
しきりに頭を振ったり、後ろ足で耳の後ろや耳をかこうとします。
また、症状が悪化すると耳の中がただれてしまい、
症状が慢性化してしまうことがあります。
早期発見には普段から耳の中の様子に気を配ることが大切です。
・眼瞼内反症
まぶたが内側にめくれてしまう病気
涙や目ヤニが多く見られた時は早めに獣医師に相談を
・皮膚疾患
しわの部分が蒸れてしまい、かゆみを伴う皮膚疾患や
体全体でも脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患になりやすい犬種
顔を何度もこする、後ろ足で体を頻繁にかく、何度も体をなめるなどの行動等
皮膚病と疑われる症状が見られた場合は
できるだけ早く病院に連れて行ってあげてください。
こまめなブラッシングも予防に繋がります。

パグとの日常(散歩時間、登録犬籍数など)

・太りやす体質なのもあり１日２回以上20～30分程度が適当
・短毛ですがダブルコートで抜け毛は多い
換毛期には死毛を取り除くブラッシングを
・被毛は伸び続ける犬種ではありませんのでトリミングは必要ありません。
・お風呂は月に１～2回程度
・爪切りは散歩によって削れている場合は必要ありません。
・垂れ耳の為に通気性は悪くなりますので
小まめに汚れていないかの確認をしてあげましょう
・暑さにも寒さにも弱い犬種
パグは顔のシワのお手入れが重要になります。
子犬の頃から慣れさせ、お手入れ好きな子に愛情をもって育てましょう

犬種別犬籍登録頭数の推移