ビション・フリーゼ Bichon Frise

ビションフリーゼ愛玩犬(グループ9)

体高 体重

体高 オス、メスともに 20~29cm
   メスのほうがやや小さめ
体重 オス、メスともに 5kgを理想とする
小型犬
大きなつぶらな瞳と大きな垂れ耳を持ち
体高よりも体長がやや長く、巻き毛のトップコートを持つ

名前の由来
「ビション」はマルチーズ、「フリーゼ」は巻き毛の意味を持ち
祖先犬に「バービションズ」という系統を持ち「ビション」はそれの省略されたもの

性格

陽気で活発、人にも他の犬にも友好的
賢く、辛抱強い一面もあり子供の相手も上手にこなす
人懐っこく番犬には向かない

ビションフリーゼ

毛色

フワフワの巻き毛のダブルコート(毛先と根本での毛質の違いがあるタイプ)
・ホワイト
子犬の頃はベージュかかっていることもあるが
成長するにつれて真っ白になっていきます。

平均寿命 かかりやすい病気

13~15歳が平均的な寿命になります。
かかりやすい病気
遺伝的な病気の少ない犬種
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだきゅう)通称パテラ
小型犬に多い病気で膝のお皿と呼ばれる膝蓋骨が横にずれて外れてしまう病気
滑る床、高いところからのジャンプなど激しい運動には注意が必要
・外耳炎
外耳炎の原因は様々で耳ダニなどの寄生虫によるもの、
細菌や真菌の感染によるもの、アレルギーによるものなどがあります。
炎症が起こると耳の中がかゆくなるので、
しきりに頭を振ったり、後ろ足で耳の後ろや耳をかこうとします。
また、症状が悪化すると耳の中がただれてしまい、
症状が慢性化してしまうことがあります。
早期発見には普段から耳の中の様子に気を配ることが大切です。
・皮膚疾患
密生したダブルコートを持っている為
かゆみを伴う皮膚の疾患になることが多い犬種です。
後ろ足で体を頻繁にかく、何度も体をなめるなどの行動
皮膚病と疑われる症状が見られた場合は
できるだけ早く病院に連れて行ってあげてください。
こまめなブラッシングも大事
・尿石症
肝臓や膀胱など尿の通り道に結石ができる病気
尿石症のよくみられる症状としては血尿や頻尿、少量の尿を
いろいろな場所に分けて排出する行為などです。
食欲が無くなることもあります。
この病気で特に怖いのは、尿道や尿管に結石が詰まってしまうことです。
尿が出なくなったら早急に動物病院に連れていきましょう。

ビションフリーゼ

ビション・フリーゼとの日常(散歩時間、登録犬籍数など)

・活発な子が多く1日2回以上、1回10~30分程度の散歩が適切
・ダブルコートですが抜け毛は少ない珍しい犬種
特徴のあるフワフワの巻き毛で絡みやすい
毎日のブラッシングが必要になります。
・被毛が伸び続ける犬種の為トリミングが必要です。
巻き毛の状態で伸び続けますのでトリマーさんに頼みましょう。
・爪切り、お風呂などは月に1~2回
・垂れ耳の為に通気性は悪くなります。
小まめに汚れていないかを見てあげましょう
寒さに強く、暑さに弱い
ビション・フリーゼはフワフワの被毛を保つために
ブラッシングが大事な犬種になります。
子犬の頃からブラッシングに慣れさせ、お手入れ好きな子に育てましょう

犬種別犬籍登録頭数の推移

 順位頭数
2019232531
2020212849
2021173466
ビションフリーゼ

ビション・フリーゼとは 価格帯など

原産はフランス/ベルギー
14紀頃スペインのカナリア諸島にあるテネリフェ島に持ち込まれ
バルビーやマルチーズ等と掛け合わせて誕生したといわれています。
フランスやベルギー原産とされることが多いのは、
スペインで誕生したあと北上し、そこで改良され人気が広がったため

バルビー(顎鬚の意味を持つ)
フランス原産のウォータードッグの中で最も古い犬種でプードルの祖先犬でもある

バルビー
パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=854180

子犬の価格帯は45~60万円(2022/5/調べ)
国際畜犬連盟(FCI)のグループ分けでは
愛玩犬(グループ9)に分類

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