ダックスフンド　Dachshund

体高　体重

ダックスフンドは胸囲のサイズによって犬種名が変わり
ジャパンケンネルクラブ(JKC)公認されているのは以下の３種類になります。

体高や体重での区別ではなく胸囲での区別で
生後15か月を経過した時点での寸法になります。
体重み規定はなく目安になっています。
大きな垂れ耳で中くらいの長さのマズルを持つ
全てのサイズで胴長、短足の体躯をしている

性格

陽気、好奇心旺盛、活発、賢く順応性が高く
躾や訓練は入りやすいが
スタンダードには負けず嫌いな面
ミニチュア、カニンヘンには頑固な面も伺える

毛色

毛色は４タイプに分かれる
単色タイプ
・レッド
・クリーム
・チョコレート
シューデッドと呼ばれる黒い毛が散在している場合もある
２色タイプ
・ブラック・タン
・チョコレート・タン
・ブラック＆クリーム
目の上やマズル、胸などにタンがあるのが特徴
ダップル(マール)
同系色の明るい背景色に暗いパッチの大理石模様
ブリンドル
毛色ではなく被毛のパターンを指す
虎毛のことでレッド地にダークなブリンドルがある

毛質は３タイプに分かれる
スムースヘアード
ミニチュアピンシャーとの交配で誕生
短毛で硬い毛質、毛が密生し滑らかで光沢のある毛並み
ロングヘアード
スパニエル系の犬種と交配で誕生
長毛で柔らかく、緩いウェーブやストレートが存在する
光沢感のある毛並み
ワイヤーヘアード
シュナウザーとの交配で誕生
全身が太く硬い毛で覆われている
ヒゲと眉毛が特徴的で耳は短毛

平均寿命　かかりやすい病気

サイズにより寿命に違いがあり
スタンダードは13年程、ミニチュアは15年程
カニンヘンは14年ほどが平均寿命となっています。
かかりやすい病気
・椎間板ヘルニア(共通)
椎間板が神経側に飛び出し背骨の中の脊髄を圧迫する病気
腰を中心に痛みや麻痺の症状が現れ
触ると痛がる、抱っこ散歩を嫌がる、ふらふらする等
以下のような症状が見られた場合は獣医師に相談を
軽度の場合は炎症を抑える薬やステロイド剤を投与
重度の場合は手術を検討する必要があります。
全力疾走や高いところからのジャンプ
肥満、滑る床などには注意をしてあげましょう
・外耳炎(共通)
外耳炎の原因は様々で耳ダニなどの寄生虫によるもの、
細菌や真菌の感染によるもの、アレルギーによるものなどがあります。
炎症が起こると耳の中がかゆくなるので、
しきりに頭を振ったり、後ろ足で耳の後ろや耳をかこうとします。
また、症状が悪化すると耳の中がただれてしまい、
症状が慢性化してしまうことがあります。
早期発見には普段から耳の中の様子に気を配ることが大切です。
・結膜炎(共通)
ホコリや細菌、アレルギーなどにより結膜に炎症を起こす病気
目の周りを清潔にすることや、
目の周りの被毛が目に入らないようなお手入れも必要
他にも白内障、緑内障と目の病気にはかかりやすい犬種で
目をしきりに気にしているようであれば獣医師に相談を

ダックスフンドとの日常(散歩時間、登録犬籍数など)

・サイズでの違いがあります。
1日２回カニンヘン、ミニチュアは15～30分ほど
スタンダードは30分ほどを目安に
・ダブルコートの為に抜け毛は多めで毛質による違いはありません
通常時は週に１、２回、換毛期にはしっかりとブラッシングを行って下さい。
・被毛は伸び続ける犬種でありませんのでトリミングの必要はありませんが
お尻まわりや、内股はなどは清潔を保つためにカットしてあげましょう
・お風呂は月に１～2回程度
・爪切りは散歩によって削れている場合は必要ありません。
・垂れ耳の為に蒸れやすく、汚れやすい定期的な耳掃除を
・ダブルコートですので寒さには比較的強く暑さに弱い

犬種別犬籍登録頭数の推移

ダックスフンドとは　価格帯など

原産地はドイツ　アナグマの猟犬
スイスのジェラ・ハウンドが祖先犬と言われ
当時は10～20kgと大きかったようで
オーストラリアにいた中型ピンシェルとの交雑によって
今のスムースヘアード種の基礎犬が作られたと伝わっている
その後にシュナウザー、テリアなどとの交雑でワイヤーヘアード種
スパニエルとの交雑でロングヘアード種ができた

ジェラハウンド

子犬の価格帯は

国際畜犬連盟(FCI)のグループ分けでは
ダックス(グループ４)に分類されている

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