体高 体重
体高 オス、メスともに 25~30cm
体重 オス、メスともに 4~6kg
小型犬
大きな立ち耳(断耳によるところも)、尖った印象のマズルを持つ
体高と体長はほぼ同じ長さのスクエアな体型
手足は細いが筋肉質、滑らかな短毛に覆われている
「ピンシャー」の由来は
英語のpinchやフランス語のpicerの「つまむ」説と
オーストリアの地名Pinzgau(ピンツガウ)からとの説がある
断耳とは?
読んで字のごとく耳を断つことで耳の軟骨の一部を手術によって切除します。
生後2~3か月頃、さらにワクチン接種2~3週間後に行われることが多く。
耳が軽くなることで立ちやすくなりますが、
最初のうちはうまく立たせるために副木などと一緒に包帯で固定します。
現在では実用目的よりも美容目的が大きく行われない場合も増えている
性格
陽気で活発、家族に忠実ない面を持ちますが
警戒心が高く気が強いため見知らぬ人に吠えることがありますが
トレーニングによりコントロールは可能
好奇心旺盛で脱走癖も
毛色
・単色
ディアー・レッド、レディッシュ・ブラウン、ダーク・レッド・ブラウン
・ブラック&タン
・チョコレート&タン
・ホワイトのアンダーコートで純白
シングルコート
ジャパン・ケンネル・クラブ(JKC)に公認されている毛色は3色ですが
これ以外にも、ブルータンやグレーといった毛色が存在します。
ブルータンとは、青味がかったグレーをベースに斑模様
「レアカラー」と呼ばれ、個体数も少なめ
レアカラーの個体は、遺伝的に健康上の問題がある可能性があるために
スタンダードとしては認められていません。
平均寿命 かかりやすい病気
12~16歳が平均的な寿命になります。
かかりやすい病気
・膝蓋骨脱臼(しつがいこつだきゅう)通称パテラ
小型犬に多い病気で膝のお皿と呼ばれる膝蓋骨が横にずれて外れてしまう病気
滑る床、高いところからのジャンプなど激しい運動には注意が必要
・骨折
運動能力が高いことも要因の1つで
滑らない床や、物にぶつからない生活環境を心がけて下さい。
骨折の治療は外科手術になることが多い
・皮膚疾患
かゆみを伴う皮膚の疾患になることが多い犬種です。
後ろ足で体を頻繁にかく、何度も体をなめるなどの行動
皮膚病と疑われる症状が見られた場合は
できるだけ早く病院に連れて行ってあげてください。
こまめなブラッシングも大事
・レッグペルテス
生後1年程度の子犬や幼犬がかかる病気で、
大腿骨への血液の供給が不足することで骨の壊死が起き
足を引きずる、痛がる、筋肉の萎縮、骨折などの症状がみられます。
原因はホルモン異常などの関連があるとされていますが
はっきりと解明されておらず
軽度の場合は、安静にして投薬やリハビリを行いますが
重症の場合は、手術を行って関節を形成し、リハビリを行います。
足を引きずる、足を持ち上げて歩くようならば獣医に相談を
早期発見、早期治療をここらがけましょう。
ミニチュア・ピンシャーとの日常(散歩時間、登録犬籍数など)
・活発な小型犬で体力が高いため
1日2回以上、1回30分~1時間程度の散歩が適切
・シングルコートの短毛ですが抜け毛は多め
ブラッシングは週に1~2回程度は必要
・被毛が伸び続ける犬種のではありませんのでトリミングの必要はありません
・爪切り、お風呂などは月に1~2回
・大きな耳は汚れが目立つようであればお手入れを
・短毛のシングルコートで寒さに弱く、冬場の寒さ対策は必須
犬種別犬籍登録頭数の推移
順位 | 頭数 | |
2019 | 19 | 3098 |
2020 | 16 | 3349 |
2021 | 18 | 3119 |
ミニチュア・ピンシャーとは 価格帯など
原産地はドイツ
ミニチュア・ピンシャーの起源は定かではありません。
中型犬のヘル・ピンシェルが祖先であると考えられています。
これに、ジャーマン・ピンシャー、ダックスフント、
イタリアン・グレー・ハウンド、ミニチュア・シュナウザー、
トイ・マンチェスターテリアなどが掛け合わされ、
19世紀頃に、現在とほぼ同じ形になった、といわれています。
ジャーマン・ピンシャー
イタリアン・グレー・ハウンド
トイ・マンチェスターテリア
子犬の価格帯は28~40万円(2022/5/)
国際畜犬連盟(FCI)のグループ分けでは
使役犬(グループ2)に分類
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