ミニチュア・シュナウザー Miniature Schnauzer

ミニチュアシュナウザー使役犬(グループ2)

体高 体重

体高 オス、メスともに 30~35cm
体重 オス、メスともに 4~8kg
小型犬
長い眉毛と髭のような被毛を顔に持ち
正方形のがっしりとした体格
長年、断耳をされてきましたが
近年ではこれらの処置を行わない個体が増加している

シュナウツ」はドイツ語で口ひげという意味
犬種名も特徴的な外見に由来していることがわかります。

性格

家族に対して愛情深く聡明で好奇心旺盛、遊び好きだが
頑固な面も持ち合わせている
警戒心高めで見知らぬ人に吠えることがありますが
トレーニングによりコントロールは可能

ミニチュアシュナウザー

毛色

・ブラックのアンダーコートで漆黒
・ソルト・アンド・ペッパー
・ブラック・アンド・シルバー
・ホワイトのアンダーコートで純白
ダブルコート(毛先と根本での毛質の違いがあるタイプ)

ミニチュアシュナウザー子犬

平均寿命 かかりやすい病気

12~15歳が平均的な寿命になります。
かかりやすい病気
・外耳炎
外耳炎の原因は様々で、耳ダニなどの寄生虫によるもの、
細菌や真菌の感染によるもの、アレルギーによるものなどがあります。
炎症が起こると耳の中がかゆくなるので、
しきりに頭を振ったり、後ろ足で耳の後ろや耳をかこうとします。
また、症状が悪化すると耳の中がただれてしまい、
症状が慢性化してしまうことがあります。
早期発見には普段から耳の中の様子に気を配ることが大切です。
・皮膚疾患
かゆみを伴う皮膚の疾患になることが多い犬種です。
後ろ足で体を頻繁にかく、何度も体をなめるなどの行動
皮膚病と疑われる症状が見られた場合は
できるだけ早く病院に連れて行ってあげてください。
こまめなブラッシングも大事
・尿石症
肝臓や膀胱など尿の通り道に結石ができる病気
尿石症のよくみられる症状としては血尿や頻尿、少量の尿を
いろいろな場所に分けて排出する行為などです。
食欲が無くなることもあります。
この病気で特に怖いのは、尿道や尿管に結石が詰まってしまうことです。
尿が出なくなったら早急に動物病院に連れていきましょう。
・僧帽弁閉鎖不全症(MR)
小型の犬種が高齢になったとき、
注意しなければならないのが僧帽弁閉鎖不全症です。
急性型の場合は突然呼吸ができなくなり
数時間で死亡してしまうケースもあります。
初期症状はなく、外見からは発見が難しい病気ではありますが、
早期発見をすることで進行を遅らせる投薬治療などを行うことができます。
かかりつけの動物病院で定期的な健康診断を欠かさないようにしましょう。

ミニチュア・シュナウザーとの日常(散歩時間、登録犬籍数など)

・活発で遊び好きな子が多く
1日2回以上、1回30分程度の散歩が適切
・抜け毛は少なめですが絡みやすい毛質を持つため
週1~2回のブラッシングが必要
春先や冬にかけての換毛期には毎日のブラッシングを
・被毛が伸び続ける犬種の為トリミングが必要です。
・爪切り、お風呂などは月に1~2回
・耳は汚れが目立つようであればお手入れを

犬種別犬籍登録頭数の推移

順位頭数
201910,669
202010,982
202111,930

ミニチュア・シュナウザーとは 価格帯など

原産地はドイツ
14世紀頃の南ドイツで繁殖していたスタンダード・シュナイザーで、
かつては「ピンシャー」と呼ばれ、農場犬として活躍していました。
ミニチュア・シュナウザーは、
アーフェン・ピンシャーという現存する犬種と交配して
ドイツのフランクフルトで誕生しました。
その後、アメリカに渡って小型化が進み、現在の形に固定化されました。
子犬の価格帯は32万円~
国際畜犬連盟(FCI)のグループ分けでは
使役犬(グループ2)に分類

ミニチュアシュナウザー子犬

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