ゴールデン・レトリバー Golden Retriver

ゴールデンレトリーバー7グループ以外の鳥猟犬(グループ8)

体高 体重

体高 オス 56~61cm メス 51~56cm
体重 オス 28~34kg  メス 25~28kg
大型犬
耳は頬に沿って垂れ、アーモンド形の目を持つ
体高が体長よりわずかに長く
バランスの取れた四肢を持つ

レトリバー(retriever)の由来は、レトリーブ(retrieve)から
取り戻す、回収するの意味を持ち「獲物を回収する犬(狩猟犬)」であることから

性格

大変賢く穏やか、洞察力に優れ人、他のイヌとも仲良くできる
愛情深く人のそばが好き
活発で遊び好き、喜びから興奮することがある

1913年以降イエロー・レトリバーまたはゴールデン・レトリバーと呼ばれていたが、
1920年ゴールデン・レトリバーの名称に統一された。

毛色

長毛でダブルコート(毛先と根本での毛質の違いがあるタイプ)
・ゴールド
・クリーム
ホワイトは胸だけにあるのが望ましい

ゴールデンレトリバーは「アメリカンタイプ」
「イングリッシュタイプ」の2タイプに分けられます。
日本で多いアメリカンタイプの被毛は柔らかくてやや長く、
イングリッシュタイプの被毛は
アメリカンタイプよりも短くてウェーブがかかっている特徴があります。

ゴールデンレトリーバーゴールドクリーム

平均寿命 かかりやすい病気

11~12歳が平均的な寿命になります。
かかりやすい病気
・股関節形成不全
成長過程で股関節が形態的な異常を起こし、歩行を難しくする病気
両側の股関節に発症することが多く、大型犬や超大型犬の発症リスクが高い
予防としては肥満や滑る床、指の間の被毛の手入れをして
股関節への負荷を減らすようにして下さい。
・外耳炎
外耳炎の原因は様々で耳ダニなどの寄生虫によるもの、
細菌や真菌の感染によるもの、アレルギーによるものなどがあります。
炎症が起こると耳の中がかゆくなるので、
しきりに頭を振ったり、後ろ足で耳の後ろや耳をかこうとします。
また、症状が悪化すると耳の中がただれてしまい、
症状が慢性化してしまうことがあります。
早期発見には普段から耳の中の様子に気を配ることが大切です。
・皮膚疾患
かゆみを伴う皮膚の疾患になることが多い犬種です。
後ろ足で体を頻繁にかく、何度も体をなめるなどの行動
皮膚病と疑われる症状が見られた場合は
できるだけ早く病院に連れて行ってあげてください。
こまめなブラッシングも予防に繋がります。
・胃捻転
胃が拡張することで捻じれてしまい、胃の周囲の血流が遮断される病気
急激なショック状態に陥る緊急性の高い病気で、
発生後数時間で死に至ることもあります。
特に大型や超大型の胸が深い犬種に多く発生する病気です。
胸が膨らみぐったりとして多量のよだれを流すようであればこの病気を疑って下さい。
多量のドライフードを食べた後に水を飲むことで胃拡張が起きますので
1回の食事量を多くせず、飲食後すぐの運動は控えましょう

ゴールデンレトリーバー子犬

ゴールデン・レトリバーとの日常(散歩時間、登録犬籍数など)

・運動好きな子が多く1日2回以上
子犬期は15分程度が適度、成犬期は30分~1時間程度は必要
・ダブルコートで抜け毛は多く毎日のブラッシングが必要で
換毛期には特にしっかりと死毛を取り除きましょう
・被毛は伸び続ける犬種ではありませんのでトリミングは必要ありません。
・お風呂は月に1~2回程度
・爪切りは散歩によって削れている場合は必要ありません。
・垂れ耳の為に通気性は悪くなりますので
小まめに汚れていないかの確認をしてあげましょう
・暑さに弱い犬種ですので夏場の対策は必須
ゴールデンレトリバーにはブラッシングが重要になります。
子犬の頃からブラッシングなどに慣れさせ
お手入れ好きな子に愛情をもって育てましょう

犬種別犬籍登録頭数の推移

 順位頭数
2019134559
2020125378
2021116138
ゴールデンレトリーバー子犬

ゴールデン・レトリバーとは 価格帯など

原産地はイギリスですが正確な歴史は不明
セターウェービーコーテッド・レトリバーなどとの
混血による犬が祖先犬だったと考えるのが自然であり、
トゥイードマウス卿が1865年に購入した
ウェービー・コーテッド・レトリバーから
生まれた黄色の子犬が始祖となったといわれている。

子犬の価格帯は38~45万円(2022/4現在)
国際畜犬連盟(FCI)のグループ分けでは
7グループ以外の鳥猟犬(グループ8)に分類

アイリッシュ・セター

アイリッシュセター

Luis Miguel Bugallo Sánchez (Lmbuga Commons)(Lmbuga Galipedia)Publicada por/Publish by: Luis Miguel Bugallo Sánchez – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=505817による

フラットコーテッド・レトリバー
1859年ころ初めてドッグショーに登場した。
セターから受け継いだ波打つ被毛を持ち
ウェービーコーテッド・レトリバーと呼ばれた。

フラットコーテッド・レトリーバー

I, Gunnandreassen, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2517174による

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